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限男のローリング物語A

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限男のローリング物語A

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【限男のローリング物語A】

前回、価格変動の波に乗るという方法を知った限男は、いくつかの銘柄のグラフを描いた。本に書いてあるような全紙は必要ないと思い、A4の用紙でまず3銘柄を描いてみると、これが意外に楽しかった。

そして、確かに波の高低があり、それは約3ヵ月で変化しているように思った。限男は食品株の1つに目をつけ、それが毎年11月頃に底をつける事に気付き、その時を待った。

その間まだ数ヶ月あったので、うねりについて書いていた著者関係の本を買い漁った。その中で大変感銘を受けた本があった。その本には、一技術者が会社を辞め株のプロになる壮絶な過程が書かれており、限男の胸を打った。

奇妙な事だが、プロになる為の色々な体験の素晴らしさよりも、株をやる過程で練習した小豆の売買で「もし商品をやり続けたなら私は間違いなく小豆の売り屋になっていた事でしょう」という言葉が頭から離れなかった。

買い漁った本もかなり積み上げられた頃、目を付けていた食品株がそろそろ安値に来ていたのでまず100株(その株は1単元が100株だった)買った。その時から値段は順調に上がっていった。

1ヶ月後、利が乗った事に喜びつつも、この利が少なくなる不安に襲われ手仕舞いしてしまった。うねり取りなら3ヵ月は待ってみるという基本は既に守られなかった。

その後株価は順調に上げ、いやすごい勢いで上げ、悔しい思いで限男は見ているしかなかった。ここで入ればまだ儲かるという思いと、もうこんなに上がってしまったら怖いという心の葛藤が、売買をさせなかった。

限男は売りの時期を待つことにした。底から数えて3ヵ月あたりを目安に、逆張りナンピンをすることにし、100株ずつ4回売った。

この時は実に心理的にきつく、本に書いてある心情がよく解った。

株価は目安の3ヵ月では天井にはならず、じりじりと上げ続けた。限男の心に「このまま上げ続けたらどうしようか」という焦りが強くなった。

3ヵ月で傾向が変わらないなら、あと3ヵ月は上げるのだろうと思い、もっと高値を狙って売ることを決意した。しかし、高値を売るのは更に心理的にやり難かった。この頃になると自分のやっていることが全て間違っているのではないかという、猜疑心ばかりが襲ってきて、毎日が面白くない日々が続いた。

夜、目が覚めると直ぐグラフを広げ「今が天井だ、もう崩れる」と自分に言い聞かせてまた眠るといった事も度々あった。

限男が目安とした6ヶ月に少し早い5ヶ月目のある日その時は来た。大天井をうったのだ。もちろんそのことに気付いたのはもっと後なのだが・・・・

・・・・続く

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