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限男のローリング物語B

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限男のローリング物語B

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【限男のローリング物語B】

天井というのは後からでないと判らない。

限男が今回の天井を確認したのは二週間程後の事であった。

底から上がって5ヶ月目位の所であり、後1ヶ月はまだ上がるかもしれないと思っていたので、正直嬉しかった。が、また上がるのでは?という不安も捨てきれずにいた。

限男の不安とは無関係に株価は下げ続けた。

今度は3ヵ月を待て手仕舞いしようと思い、その時を待った。下げの勢いは強く、限男の心は舞った。

天井から2ヶ月を過ぎた時、目立って強い下落幅を見せた日があり、その次の日からゆっくりと株価は上がっていった。

まだ3ヵ月経ってはいないのだから上げの波動に転じてはいない筈だと思い、ただ見ているだけであった。初心者の限男には、下げ相場の速さが理解できていなかったのだ。

それからはもう株価は下がる事はなかった。それでも途中で一服する場面は何度かあったわけで、そこで手を打つべきであった。株価は益々上げ続け、遂に前の天井付近まで戻した。

ここまで来ると、もうどうして良いか判らなくなっていた。

「これから、ダブルトップを形成するのか?まだ上げるのか?それともここが戻りの終点か?」考えに考えても答えは出てこなかった。

こうなると日柄も金言録もどこへやら、単なる迷える子羊は「神様教えて下さいませ!」と突然信者に変身してしまう。

限男はもともと精神世界の住人であった為、神頼みはいけないと充分知っているにも関わらず願ってしまうのは、まだまだ半人前のなせる技であろう。

さて、株価はそこから一時下げに転じた為、ほっと胸を撫で下ろした限男であったが、これが次の上げの前にある、一うねりであった事はこの時知る由もなかった。

限男は少し頭を冷やし、昨年の時の値動きを見た。すると値幅の大きさは違うものの、波の感じは今回のものとほぼ同じ事に気付いた。

そもそも、毎年同じような動きをしていたから選んだ銘柄なのに、その事を忘れて毎日の値動きに翻弄されていた事にようやく気付いたのだ。

では、どこに問題があったのか。それは、ここ数年にはない人気で強い上げ相場になり、その動きの大きさに騙されてしまい、うねりを考えて建て玉の操作をする、という事を忘れてしまっていたからである。

また、うねりの3ヵ月周期にはズレがあること、下げのスピードは早い事など、本で読んでも実感出来ない事を実際に体験し、全く理屈道理には上手く出来ないものであると思い知らされた訳である。

少し利口になった限男だが、彼の相場は終わっていない・・・・

・・・・続く

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