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限男のローリング物語F

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限男のローリング物語F

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【限男のローリング物語F】

話はコーンと大豆の取引のところに戻る。

外務員が来たその日の内に、コーンと大豆を各2枚のセットにし、注文を出した。
商品の売買は実に十数年ぶりだが、心配する事も無いだろうと落ち着いたものであった。
ところが翌日、早くも電話攻撃がやってきたのだ。

「コーンが上がりまして、こちらの方は手数料も抜けました!ここは買いです!枚数を増やしてください!」
ハイテンションなトーンで押しまくってくる。しかし、こちらは思惑をしなくても良いから取引した訳で、増し玉などする気はまったくない。

一度は断り電話を切ったが、その後またかかって来て、五月蝿くて堪らないので、1枚だけコーンを買い増しした。これが後の悩みの種になろうとは、この時は知る由もなかった。

その後数週間は何の音沙汰も無く、やはりこの方法は煩わしい思いをしなくて済むのだと実感した。この間相場の情報は一切知らずにいた。

取引を開始して1ヶ月を過ぎたある日、それは1本の電話で始まった。

「追証が発生しました。」

限男には直ぐには状況が理解できなかった。今回の方法は追証など発生しない安全な売買ではなかったのか?また騙されたのか?様々な疑惑が生じ、担当に怒りの言葉をぶつけたが無駄だった。相手は客を殺してなんぼの人たち、客の苦情は蜜の味である事に、この時はまだ気付いていない。

この日から、毎日担当に電話を入れさせ、値洗いに気を揉む日々が始まったのである。結果的には取引終了まで二度と追証を入れる事は無く終わったのであるが、その間後悔の日々は続いた。

ここで、どこに問題があったのか分析してみよう。

コーン2枚、大豆2枚のセットはさやとりの形になっており、値動きがあっても追証が発生するほどではなかった。問題は、コーンの売り増し分。これは、結局コーン1枚の片張りである事に早く気付くべきであった。また担当は、こんな少枚数の客は蛆虫以下だと考えている事にも気付くべきである。

限男の犯した最悪の過ちは、初めての取引で客に損させたら後が続かない。だからセールスが、最初に言ってくる事は儲かるのだろう。という儚い幻想を抱いた事である。

客殺しの店においては、初めての客から即殺しに来る。次は無いのである。

合法的な殺人にはご注意を・・・・・

・・・・続く

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